トライブのバッグについて。

エゴにならないように、気をつけているつもりですが、万が一過激発言があるかも、と、一言断っておきます。

民族の布への思いがけない自分の反応、そしてのめり込みから、夫婦での旅の行き先をベトナムのサパにしたのはまだグラフィックデザインの会社で仕事をしていたときだ。

グラフィックではどうも自分が上手く出せない、窮屈に感じていた自分に、別のクリエィティブアウトプットが必要だったのかもしれない。サパで買ってきた布で鞄を作った。それを持って、骨董市へ行った。すると、褒められて、もっと作って売ればいい、と言われた。思いがけず、ドキドキした瞬間だった。

その後、本格的にやりたくなって、鞄の学校に通い始めた。木曜日は忙しくても、そのための時間を取った。なんとか基礎コースは終えたけど、自由なものを作り出す頃に挫折。ちっとも興味のない鞄をいくら基礎のためとはいえ量産するのはゴミにしか感じなかった。

それでも鞄に対する気持ちは変わらなかった。なにより、革が好きなのに、革を習わないなんて、どうしたものか。たまたま、浅草橋で通りがかったお店で手縫いの教室があると聞いて、飛び込んだ。そこでは、本当の基礎、丁寧な授業、先生も熱心で素晴らしかった。続けていく上の葛藤はあったけど、良い経験。でも、自分はそこまで作り込むタイプのデザインは必要ないのと、基礎が十分で応用でやっていくしかないとわかったので、そろそろ辞めようかとおもっていたところに、今回の緊急事態宣言。不思議なもんである。(No.2へ続く)

投稿者: kagawakumi

グラフィックデザイナー。2011年末に独立。アパレル、バッグ、フレグランスなどのブランディング、カタログ製作に従事。2017年、八丁堀に仕事場兼、モノづくりや骨董、アートなどをホストするスペース、TRIBE HATCHOBORI をオープン。グラフィックのみならず、レザーやトライバルアートを織り交ぜた作品や古着のカスタマイズなども制作。

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